ポリフェノール

予防医学

今回は、抗酸化物質のひとつとして活性酸素と戦ってくれる「ポリフェノール」のお話です♪
”錆びない体づくり”を意識すると、ありとあらゆる病気も予防できます!

ポリフェノールとは?

植物由来の抗酸化物質、つまり酸化に対抗する物質で、8000種類以上もあると言われています。
植物に広く分布し、子孫を残すための種子や、紫外線による酸化ダメージから守る必要がある葉に、特に多く含まれます。
・紫外線を吸収して防御する役割
・紫外線により発生する活性酸素を消去するチカラ(抗酸化作用)
上記の2つの役割を担っています。

そして、活性酸素によって傷つけられた細胞の修復も助けてくれるのです。

ポリフェノールを多く含む食品

・赤ワイン
・カカオ
・ターメリック
・生姜 など

ワインは飲みすぎてしまうと肝臓に負担をかけてしまします。
適量を楽しみ、週に2日は休肝日を作るなどして上手に付き合っていきましょう。

高カカオチョコレートは脂質も多く含んでいるため、食べる量には注意が必要です。

こまめに摂りたいポリフェノール

ポリフェノールの多くは水に溶けやすい水溶性なので、吸収されやすく、摂取してから30分後には作用が出始めるといわれています。
しかし、体内に入るとポリフェノールは異物として認識されてしまい体外に排出されてしまうので、体内での滞在時間が短く、作用も長時間持続しないというのが難点。
このことからも、ポリフェノールはこまめに摂るのが大事なのです。

フレンチ・パラドックス?

20年ほど前「フレンチ・パラドックス」という言葉が生まれました。
フランス人の食生活は高カロリーなため、心臓系の病気を発症する人が多くても不思議ではありません。
しかし、実際にはこうした病気の人が他の国に比べて若干少ないという調査結果が発表されました。
そこで注目されたのが、赤ワインに含まれているポリフェノールが身体に良い働きをしているのではないかと考えられたのです。 

「ポリフェノールが良いんだ!」
ということで、ポリフェノールばかり摂っても意味がありません。

栄養はバランスなので、意識しましょう♪
効率よく吸収するためにサプリメントで摂取するは良いかもですね

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