熱中症

予防医学

皆さん、こんにちは
梅雨の時期ではありますが、湿度が高く、ジメジメとした日が続きますね。

そんな時期に危険な『熱中症』の予防についてお届けします♫

熱中症とは?

体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりすることで、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こし、場合によっては命の危険に関わることも…

湿度が高いときに気温が低くても、汗が蒸発しにくくなり、熱中症への危険が高くなります。
(例)気温が25度以下でも、湿度が80%以上ある時は注意が必要です。

いつでも・どこでも・誰でも
条件次第で熱中症にかかる危険性があります!

例えば、

初夏や梅雨明け・夏休み明けなど、体が暑さに慣れていないのに気温が急上昇するときは特に危険です
無理せず、徐々に体を慣らすようにしましょう。

熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができるので、しっかり対策をしていきましょう

熱中症対策

● 水分をこまめにとる。常に飲み物を持ち歩く。

● 睡眠環境を快適に保つ
 
● 栄養バランスを整える
  暑くなると食が細くなる方もいます。
  しっかり食べること・栄養補助食品でバランスを整えることが必須となります。

● 気温と湿度に気をつける
  気温20〜28℃
  湿度55〜65%
上記の範囲が快適ゾーンと言えるでしょう。

● 外出時は休憩をこまめに取る

注意その① 室内

特に要注意は「室内」
熱気や湿気がこもりやすいところには注意しましょう。

家の中のお風呂場、洗面所は洗濯機や乾燥機の熱がこもりやすく湿気もあります。
長時間過ごす時は注意しましょう。

また、家の二階(最上階)は昼間に上がると気温や湿度により熱がこもっています。
二階(最上階)に寝室がある場合は、窓を開ける、冷房をつけるなどして環境を整えましょう。

注意その② 入浴後

入浴後の脱水に注意

入浴により、約800mlの水分が身体から失われてしまいます。
(41℃の風呂に15分入浴後30分安静時)

脱水により熱中症を引き起こす危険性がありますので、入浴前後の水分補給が重要です。

注意その③ 水分補給について

お茶やビール、コーヒー等では水分補給にはなりません

カフェインやアルコールには利尿作用があり、身体の中の水分を外に出してしまうため、水分補給に適していません。
嗜好品であり、好きで飲まれている方も多いと思うので、同じ量の水も飲むようにしましょう!

注意その④ マスクの危険

マスクが熱中症リスクを高めます。

コロナウイルスの影響もあり、今では外を歩いている方の殆どがマスクをしています。
口・鼻あたりがマスクで覆われる為、顔が火照る原因にもなり、呼吸も浅くなります。
適度にマスクを外して、深呼吸をしましょう!

又、アスファルト等からの照り返しが強烈で、より発熱しやすいと予想されます。
熱中症になってからでは遅いので、こまめに水分補給をすることは怠らないようにしましょう!

もし熱中症になってしまったら…

とにかく体を冷やすことです!
水分補給ができるレベルの症状であれば、水分補給をすることが重要です。
もし体調が良くならなければ、医療機関で診てもらいましょう!

この夏は熱中症との戦いになります。

マスク生活と温暖化で予想される、熱中症患者の増加と言われていますが、医療機関のパニックにもつながる可能性もあります。

一人一人が予防・対策をしっかり行っていきましょう!

予防段階での相談など乗っていますので遠慮なくご連絡ください♫

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