活性酸素

予防医学

肌のしみやしわといった老化現象から、
動脈硬化やがんなど多くの生活習慣病の原因として大きく関わっていると言われているのが活性酸素です。

活性酸素とは?

「ほかの物質を酸化させる力が非常に強い酸素」のことです。
私たちは呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れていますが、そのうちの約2%が活性酸素になるといわれています。

活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしています。

ところが活性酸素が増えすぎると、正常な細胞や遺伝子をも攻撃(酸化)してしまうのです…

20世紀最大の発見と言われるのが、軽い疾患や病気の90%は活性酸素が関与しているという事です。

<活性酸素が関与する主な疾患>
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がん、糖尿病、胃潰瘍、肺炎、脳血管性痴呆症、アルツハイマー型痴呆症、アトピー性皮膚炎、しみ、しわ、関節リウマチ、白内障、未熟児網膜症など

活性酸素が大量にわく=体が酸化する
要するに体は老化と共にどんどんサビていってしまうので、サビない体作りが大切です(^^)

【対策】抗酸化を覚える!

私たちの体には、活性酸素から身を守るため、抗酸化酵素などによる防御システムが備わっています。
ところが中高年になるにつれて防御力が弱まり、反対に活性酸素の働きが強まって体のあちこちに害(酸化)が及んできます。

風邪をひきやすくなった、肌荒れやしみが目立つ、疲れがとれないといった症状がみられたら要注意!
活性酸素を減らす生活術を心がけましょう★

例えば以下のような生活習慣の見直しを。

●タバコを控える
●アルコールをとりすぎない
●軽めの運動をする
●ストレスをためない
●紫外線をさける 等々

そして抗酸化に一番重要なのが、
●食生活を見直すこと


食べ物には、様々な抗酸化成分が含まれています。例えばキウイ・イチゴなどに多く含まれるVCや、ナッツ類・大豆などに多いVEを、「若返りビタミン」ともいいます。

このように、細胞の酸化(老化)を防ぐ働きがある栄養素や、その他にも出来るだけ多くの食品をバランスよく摂取するように心がけて下さい。

病気は『食原病』とも言われます。
様々なファストフードや添加物が豊富な現代人にとって、食事の見直しは大切です!

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