糖尿病予備軍

予防医学

糖尿病の患者さんは世界中で増えていますが、自分にはあまり関係ないと思ってる方が多いのではないでしょうか?

以前、糖尿病の話でもお伝えしましたが、
6人に1人の方は糖尿病や糖尿病予備軍になっている方がいるそうです。

今回は血液検査をせずに簡単な質問で、
糖尿病予備軍になっているかがわかるチェックをします♪

おさらいしながら、理解を深めましょう。

糖尿病とは

血糖値が長い間、高くなる状態を言います。

私達が食事などでとった糖分は「ブドウ糖」として吸収され、血液と一緒に全身を巡ることで各細胞に取り込まれ、エネルギー源になります。

各細胞には鍵穴があり、膵臓から分泌される「インスリン(鍵)」というホルモンの働きにより細胞の扉が開き、ブドウ糖が取り込まれる仕組みです。

ところが、
鍵が足りなかったり、鍵穴が壊れていると、血中には取り込まれなかったブドウ糖が増え、高血糖となり、その状態が続くと糖尿病です。

中でも95%の割合で多いのが「2型糖尿病」です。
・空腹時の血糖値 126mg/dL以上
・HbA1c 6.5%以上

糖尿病一歩手前の方のことを
「糖尿病予備軍」と言います。
・空腹時の血糖値 100〜125mg/dL以上
・HbA1c 5.7〜6.4%以上

糖尿病は痛くも痒くもないので、なかなか気づきにくい病気です。

進行し、いつの間にか糖尿病合併症になっているという可能性もあり、一度罹ってしまうと治らない病気です。

生活する上でかなり困難になります。
・失明
・脚の壊死
・腎臓の機能停止(人工透析) 等

2型糖尿病になりやすい人とは?

・年齢が高い
・家族に2型糖尿病の人がいる
・肥満がある、内臓脂肪が多い
・座る時間が長い
・タバコを吸う
・睡眠時間が長い又は短い
・赤身の肉、砂糖入り飲料を多く摂取している
・高血圧
・妊娠糖尿病

糖尿病は気付きにくいが故に、とても怖い病気です。

血液検査をせず、糖尿病または糖尿病予備軍になっていないか簡単にチェックできます♪

是非チェックしてみてください♪

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