サプリメント選び方

予防医学

こんにちは♪
今回は〝サプリメント選び方〟についてです!

コロナ禍で人々の健康志向は非常に高まっています。

日々の体調管理や免疫力を上げていく事がとても重要です。

そんな中、最近よくある質問で、
「サプリメントはどんなものを選べば良いですか?」
というのがあります。

サプリメントは栄養補助食品なので、あくまでも食事を主に考えた上で食事ではなかなか摂り切れない栄養素を補う物としてとらえるべきです。

サプリメントには同じことをうたっている物でもたくさんの種類があって、どのように選べば良いのかがわからない方もたくさんいらっしゃいます。

なので、本日は選び方のヒントになる知識をお伝えします♫

メディアに惑わされないで!

TVCMや、通販番組でCMされている物が良いとは限りません。

理由は、
サプリメントだけに限らずTVや番組でCMされている時点で、広告宣伝費が費やされており、その費用は商品に乗っているからです。

日本製だから良いと思わないで!

日本において、
食品は基本的には国産のものが安心・安全とされています。
事実、そうだと思います。
ただし、サプリメントに関してはそうではありません。

例えばサプリメント先進国のアメリカと比べてみると、栄養補助食品に関してのガイドラインや法律で定められる基準が全然違います。

そして、アメリカは医療保険制度が崩壊しています。

国民皆保険制度のある日本では、3割負担で医療を受けることができます。

風邪にかかったくらいでもすぐに日本人は病院へ行きますが、アメリカでは医療費が全額自己負担で治療費が高額のため簡単には病院に行けないという事情があります。

そのためアメリカは日本よりも格段に予防医学が進んでいます。

また日本では『薬機法』(旧)薬事法
という法律があります。
これにより、栄養補助食品において、
「〜に効果がある」
「〜が治る」
「〜になる」
という表現は出来ません。

日本のサプリメントはしっかりとした法律が無い中で作られており、臨床データや医学的根拠をうたうことも許されていないので安全なのか、確かな効果があるのか見極めることが非常に難しいです。

入っているなら、その量にこだわって!

厚生労働省で定められいるRDA (Recommended Dietary Allowance)
という基準があります。

ほとんどすべての健常人が栄養所要量を満たすのに十分な推奨平均1日摂取量です。

まずは全ての栄養量において、
最低この量が含まれているか。
にこだわってみて下さい。

しかし、これでは健常人の最低量です。
つまり、1日起きてから寝るまでに何もしていなくても必要になる量という事です。

私達は更に日常の中で、仕事でストレスを感じていたり、過労で体を酷使していたり、不規則な生活、色々な面からその都度栄養が消費されています。

なので、実際の理想は実はRDAではなく、
ODI(Optimal Daily Intake)

著名な栄養の専門家たちが、科学的な検証データに基づいて提唱している推奨量の事です。

このODI基準で選ぶことをお勧めします。

例えば、
ビタミンCだと…
RDAの基準だと100mg
ODIの基準だと500-5000mg

ビタミンEだと…
RDAで9mg
ODIで60-500mg

と、すごい量の違いです。

単剤摂取では意味ない!

栄養はチームで働きます。

貧血持ちだから鉄分を…
美白したいからビタミンCを…
と、日々カウンセリングをしていても、
単剤摂取の方が多いです。

これでは意味がありません。
まずは、複合的に全ての栄養バランスを整える事が最重要になるので、

《マルチビタミン・マルチミネラル》

で、摂取を始める事を強くお勧めします。

参照: 厚生労働省引用

厚生労働省eJIM | マルチビタミン・ミネラル[サプリメント・ビタミン・ミネラル - 一般]
「統合医療」情報発信サイトの「海外の情報(一般の方へ)」のページです。「統合医療」情報発信サイトは、民間療法をはじめとする相補(補完)・代替療法*と、どのように向き合い、利用したらよいのかどうかを考えるために、エビデンス(根拠)に基づいた情報を紹介しています。決して個人の責任で実施するさまざまな療法を制限するものではな...

健康意識が高まる今、
また、代替医療や予防医学が今後もっと大切になってくる中で、
正しい知識をもって皆様の健康に更に役立てばと思います。

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