「わぁ〜この人、口が臭い。。。」
と一度は感じた事があると思います。
もしくは、
「私、口臭大丈夫かな〜?」
と、自分で気になった事がある方も多いと思います。
実は調べてみると、日本人の90%の方は口臭を気にしてるそうです。
特に、男性。
口臭は絶えず鼻腔に流れ、嗅神経を通じて臭いが脳に伝えられる。
しかし、だんだん臭いに慣れる(順応する)ことで臭いを感じなくなってしまいます。
だから、気にしている人が多い事に相反して、強い口臭を発する人でも無自覚になりやすいのです(しずく)
でも、人に自分の口臭で嫌な気持ちにしてしまうのは悲しいですよね。。。
そんな口臭の原因と対策、そして簡単に自分で出来るチェック方法を教えます!
口臭の原因?
ひとくちに口臭といっても、原因は様々。
生理的なものと病的なものがあります。
《生理的口臭》
■舌苔(ぜったい)
口の粘膜は皮膚の垢(あか)と同じように、細胞が剥がれ落ちて、舌に白く溜まり腐敗します。
これが舌苔です。舌苔は最大の口臭源で、口臭の6割が舌苔から発生すると言われています。
■朝起きた時、空腹時など、一日のなかで一時的に強くなる生理現象
■ニンニク・ネギ・アルコールなどをとった後の呼気臭
⇒普段から口の中を清潔に保ち、よくかんで、唾液をたくさん出すように心がけてみる事が大切です。
証拠に流動性の食事ばかりをする方は舌苔がたくさんあるというデータが出ています。
病的口臭の原因
■歯周病
■虫歯
■口内炎
■副鼻腔炎(蓄膿症)
■内臓の病気
⇒最も多い原因は、歯周病。
30歳以上の8割以上がかかっているとも言われており、歯周ポケットに細菌がすみついて悪臭を放つことも。
放置しないで治療を受けましょう。
糖尿病や肝臓病など、口の中以外の病気が原因で口臭が強くなる事もあります。
胃腸が荒れてるから口臭がするというのも、病的口臭の一つと言えるでしょう。
カンタン!セルフ口臭check♫
1.コップのニオイを嗅ぐ
コップに息を吐いてからいったん蓋をし、深呼吸をした後にコップの中の息のニオイを嗅いでみましょう。
2.舌を見る
自分の舌を鏡で見てみましょう。
健康な人の舌はピンク色をしていますが、舌に白い苔のような物(これが舌苔)がつくことがあります。舌苔がついている人は、口臭がある可能性があります。
3.舌のニオイをかぐ
舌苔がついていた人はさらに舌のニオイも嗅いでみましょう。
ティッシュで舌苔を拭き取り、そのニオイを嗅いでみます。
4.デンタルフロスのニオイをかぐ
「デンタルフロス」を歯と歯の間に通したあと、そのフロスのニオイを嗅いでみましょう。
5.唾液のニオイをかぐ
唾液のニオイでも口臭はチェックできます。
1〜5 それぞれの匂いが自分でも感じられるようであれば、口臭がある可能性があります。
口臭を防ぐ3つのポイント
1.毎日の歯磨き
食べかすや歯垢などの汚れをしっかり取り除くことが大切です。
歯間、歯と歯ぐきの境目、奥歯の噛み合わせなどは特に歯垢が残りやすい部分なので、丁寧に磨きましょう。
また、デンタルフロスや歯間ブラシなどを合わせて使い、歯ブラシでは届きにくい汚れを効率良く落としましょう。
2.デンタルリンス・マウスウォッシュで口臭の原因を洗浄、除菌、マスキング
口の中を爽快にするだけでなく、口臭の原因を洗浄、除菌、マスキングして口臭を予防する効果があります。口臭が気になったとき、人と会う前などに使いましょう。
寝ている間は唾液の分泌が少なくなって口の中の自浄作用が低下し、細菌が増殖しやすい状態になるため、就寝前に使用しておく事もお勧めです。
3.舌を清掃して舌苔を除去
舌を清掃して舌苔を除去しましょう。
舌ブラシや歯ブラシを舌苔が付着している部分に軽くあて、奥から手前に向かって、ゆっくり動かして清掃してください。
舌は非常にデリケートな組織なので、力を入れすぎない、清掃しすぎないことも重要です。
1日1回を目安に舌の汚れが気になるときに清掃して下さい。
コメント