四十肩・五十肩

予防医学

四十肩・五十肩とは

加齢によるものが多く、特徴として肩をあげたり水平に保つのが難しくなります。

洗濯物が干しづらくなった、肩よりも上のものが取りづらくなった、背中のファスナーがあげられない等の症状が見られます。

四十肩・五十肩は、普段あまり肩を使わない人に多く発症します。
一見、肩こりと間違われることが多いです。

原因は、
肩の関節にある「腱板」という組織が炎症を引き起こし「関節包」に広がる事で起こります。

これは老化に伴い、筋肉や腱の柔軟性が失われスムーズに動かなくなるからと言われていますが、実際のところ原因ははっきりしていません。

発症から回復までに、
半年〜1年ほどかかると言われています。

四十肩・五十肩チェック

  • 髪を後ろに束ねるとき
  • 電車でつり革をつかむとき
  • 洋服を着替えるとき
  • 洗濯物を干すとき
  • エプロンの紐を結ぶとき
  • シャンプーをするとき
  • 歯を磨くとき

上記の中で痛いと感じる動作があれば、要注意です。

予防・治療

肩が冷えないように温める事
患部の血行を良くすることで、治癒を促し痛みの緩和が期待できます。
自宅では入浴や蒸しタオル温湿布などを使うと良いでしょう。

肩関節をできるだけ動かす事
ストレッチや振り子運動は肩関節の緊張をほぐし、痛みの緩和と、関節の可動域を広げられます。
予防にもなるので、普段から行うと良いでしょう。

夜間痛の緩和と寝方のコツ

高さを調整
バスタオルや枕を使い、肩の後ろから肘にかけて足し、肩の高さを補います。

痛い方を上に、横向きに寝る
肩が押し下げられないよう抱き枕や、丸めた毛布などを使用して高さを保つと良いでしょう。

枕は高すぎず、低すぎず
高すぎると、首や肩周りの筋肉を引き伸ばし痛みが出ます。
低すぎると、首や肩周りの緊張を高めるため肩に負担がかかってしまいます

摂りたい栄養素

・グルコサミン
関節、骨格、軟骨、などの働きを正常化する効果があります

・ボスウェリアセラータ
ハーブの一種で、消炎、鎮痛効果から、インドでは関節症や慢性関節リウマチの治療薬として利用され、”副作用のない天然のステロイド”と言われています

コメント

タイトルとURLをコピーしました